約 5,278,187 件
https://w.atwiki.jp/ghard2/pages/16.html
ポケモン対戦入門 ~準備編~ 1:「最初に言っておく!」 このコラムのコンセプトは、あくまで初心者向け。「DSの勢いにあてられてポケモンダイヤ&パールを買って、一通りクリアしてみたけど対戦はしたことないなあ。でもちょっとやってみようかな?」という人に、途中で嫌にならずに対戦を楽しんでもらうためのアドバイス…というものです。ですから、既にやり込んでいる人、廃人レベルに到達している人には物足りない内容かもしれません。その辺りは何卒ご容赦下さい。 さて、ポケモンは持っているしクリアしたけど対戦はしたことがない、したことがないけど興味はある方、もしくは対戦したけどボロボロに負けちゃった…という方。ようこそ!あなたのような方のためにこのコラムがあるのです。これを読めば廃人相手にも楽勝!…なんて都合の良いことはありませんが、少なくともいい勝負をするために必要なことは分かるのではないかと思います。 「ポケモンは買ったけど、まだクリアしてないなあ」という方。是非クリアを先にして下さい。ポケモンというゲームはよく出来ていて、クリアするまでが対戦のチュートリアル、練習にもなっているのです。このコラムは、相性、属性などの最低限は「一応知っている」という方を対象にしています。ですから、一度はクリアして、その基本的なところは知っておいてからこのコラムをお読み下さい。 2:「何勘違いしてやがる!」 ポケモンを一通りクリアしたあなたは、「ポケモンと言えば対戦だろ!」とばかりに対戦相手を探します。近くにポケモンをやっている人はいない…でもDSのWifi対戦ならそんなことを気にする必要はありません。ネット上を適当に探し、あなたは対戦相手を募集している掲示板まで辿り着きました。ともだちコードを交換していざ対戦、なあに四天王にも楽勝なんだから、いい勝負は出来るさ…と思ったのが間違いだったことに気付くのに時間はかかりませんでした。 こちらが先頭で出したポケモンはエンペルト。クリアまで、そして今でもお世話になってる主力中の主力です。対して相手の出してきたポケモンはゴウカザル。ゴウカザル…確かヒコザルの進化系だよな。だったら炎ポケモン、水ポケモンのこちらが有利だ!そう思ったあなたは、四天王をことごとく葬り去ってきた「なみのり」を選択します。パシーーーーーン!効果抜群の音がします。地面にひれ伏しているのは…あなたのエンペルトの方でした。呆然としたままあなたは残りの二匹であるレントラーもムクホークも何もしないまま戦闘不能にされ、あっという間に負けてしまいました。彼等はクリアするまであんなに活躍してくれていたのにあんなにあっさりと…。 「もうやらねえよ!」あまりのワケの分からなさに匙を投げてしまうあなた。でもこれ、順当な結果だったりするのです。「どうして?炎は水に弱いんでしょ?」はい、その通り。でも鋼は炎と格闘に弱いのです。この場合、炎は水で相殺されますから、鋼は格闘に弱い、ということが重要だったのです。そのことを重視しなかったことが敗因である、と言えるでしょう。 「でも何で?確かに鋼は格闘に弱いけど、炎は水に弱い。トントンなんじゃないの?」はい、戦い方によってはそのように持ち込むことも全くの無理というワケではありません。しかしそれにはあまりにも色々なモノが足りな過ぎました。能力の把握、選択した行動、技…ありとあらゆる物が間違っていた、と言えます。 では、間違っていない選択・正しい選択とは何だったのか?それをこの後紐解いて行きましょう。 3:「力こそ正義でごわす!」 まず、重要なのはポケモンの選択です。適当なポケモンを使っていては勝てるものも勝てません。 前段のたとえ話ではエンペルト、ムクホーク、レントラーというパーティーを使っていました。初心者の人でも揃えられるパーティーとして、実にありがちだったりします。序盤に手に入るポケモンの進化系ですし、個々の能力もレントラーは微妙なものの、他二匹はそれぞれ強い部類に入るものだったりします。 では何がダメだったのか?今回はあまり関係ありませんでしたが、組合せは致命的に悪いと言えます。エンペルトとムクホークは電気に弱く、エンペルトとレントラーは地面に弱いです。と、いうことは電気と地面を使う相手が出てきたら簡単に負けてしまうワケです。攻撃という意味では各種属性が揃えられて一見強そうに見えてしまうのですが、これが逆に困りモノだったりします。ついついそこに目が奪われて、自分が攻撃される側に回ることを考えるのを忘れてしまうものですからね。 それらを踏まえてパーティーの構成を再度考えてみましょう。まずはエンペルト。クリアに使っていたポケモンを流用すると、育ち方がいい加減になってしまったりしているものですが、取り敢えずそれは置いておいて、使える部類に入るのでそのまま使ってみましょう。次にレントラー。見た目は強そうなのですが、実は対戦で使おうとするとかなり工夫しないとなかなか役には立ってくれません。よってこの場は外れてもらいましょう。そしてムクホーク。弱点がエンペルトと被っている…とは言ったもののその強さは魅力的。何とか工夫して使うこととしてそのまま使ってみましょう。工夫については後段で詳述します。 レントラーが抜けた穴はどうするか?理想的なことをいえば、他の二匹と弱点が被らず、他の二匹が攻めきれない相手を攻める事が出来るポケモン、ということになります。つまり穴を埋めることが出来るポケモン、ということになります。比較的手軽に入手出来るポケモンの中ですと、アサナンを進化させたチャーレムや、ムウマを進化させたムウマージ辺りが良いでしょう。チャーレムの良い点は難しいことをせずとも属性の違う技が容易に手に入る点と、弱点である飛行とゴーストは、エンペルトに対して効果は今一つである点。ムウマージの良い点はゴースト属性で特性が浮遊なのでエンペルトの苦手な格闘技と地面技を同時に回避することが出来るという点、そしてこちらも幅広い属性の技を覚えることが出来るという点です。 入手自体はチャーレムの方が簡単ですし、技も比較的揃えやすいでしょう。ただ今回はエンペルトとムクホークが最初にいることが前提なのでムウマージを選ぶことにします。ムウマージの弱点であるゴースト属性と悪属性の技はエンペルトにとっては得意な相手なので、こちらも相互補完出来るので丁度良いのです。ただし、ムウマージは、そもそもムウマがパールでしか手に入らない、進化にアイテムが必要であるなど、ちょっと面倒なところはあります。その場合はゲンガーを使用しても良いでしょう。こちらも進化に通信を必要とするなどの面倒があったりしますが、ダイヤでも入手可能であるという点では便利と言えます。 さて、レントラーを外してムウマージを入れてみたワケですが、レントラーを外すことに少しためらいを覚えたりはしていませんか?ポケモンを楽しむ上でその気持ちは大切なものです。対戦に使うキャラクターがこうして動物的に表現されている以上、全く愛着を持ってプレイしないというのも寂しい気がしますよね。でも、時には非情になることも必要です。ここはあくまで対戦についてのコラムです。弱いとされてしまっているポケモンは敢えて外し、ある程度強いとされるポケモンを使うようにしましょう。「えー、弱いって言われてるポケモンで勝った方がカッコ良くね?」と思われるかもしれません。しかし、弱いとされるポケモンで実際勝つには色々な工夫と練りこまれた戦術とひらめき、そして運が必要になります。いきなりそれを目指そうと思っても中々難しいものです。負けが込んで対戦自体がイヤになる前に、ちょっとでも勝てる方を目指してみましょう。 4:「そして何より速さが足りない!」 これで戦うポケモンは揃えました。じゃあ再戦だ!…という前に考えなくてはならないこと、しなくてはならないことがあります。それは技とアイテムの調整です。熟練したポケモントレーナーの人は「あれ?努力値は?個体値は?性格は?使うポケモンと技だけ決まっていてもそれを決めないと話にならないんじゃないの?」と思われることでしょう。はい、実際極めていこうとするとその通りです。ただ、この場は適当に捕まえて、適当に育てたポケモン、または数匹程度捕まえた中で比較的使えるという程度のポケモンを対戦に出すということで話を進めさせていただきます。いきなり育成をどうこうしろと言われても難しいですからね。 さて、技です。ポケモンプレイ中に説明が有ったかどうかは忘れてしまいましたが、ポケモンの技には「物理系」と「特殊系」があります。技の能力を見る画面で赤とオレンジのギザギザ模様のアイコンが描かれた技が物理系、紫色の波紋のような絵柄のアイコンが描かれた技が特殊系です。この二つの違いはというと、物理系は「こうげき」と「ぼうぎょ」で威力を計算し、特殊系は「とくこう」と「とくぼう」で威力を計算するというだけのことです。ただそれだけのことですが、それを忘れると無駄な技を覚えさせてしまったりすることになります。ポケモンは一匹に対して4つまでしか技を覚えさせられません。ですから無駄な技は一つとして覚えさせてはおけない、と考えなければなりません。これは初心者であっても上級者であっても同じこと、基本だと言えます。 物理系と特殊系が分かったところでポケモンのステータスを見てみましょう。具体的に数字を比べてみると、エンペルトとムウマージは「こうげき」より「とくこう」が高く、ムクホークは「こうげき」の方が高い傾向が有るハズです。細かい説明は避けますが、これはポケモン毎に傾向が決まっています。ですから誰が使うエンペルトも「とくこう」の方が「こうげき」よりも高い傾向にあることに違いはありません。で、それが分かったところで何を考えるかと言えば、それぞれに物理系と特殊系、どちらの技を覚えさせた方が良いか?ということです。 エンペルトは「とくこう」が高い傾向があるので特殊系の攻撃技を中心に覚えさせます。属性が一致する技を覚えさせた方が威力が高くなる、ということはご存知だと思いますので、水と鋼をまず候補にします。水技は「なみのり」、鋼技は「ラスターカノン」が良いでしょう。「ラスターカノン」の技マシンは基本的に一つしか手に入りません。そのため温存しておいた方が良い…場合もありますが、今回は気前良く使ってしまったことにします。「なみのり」の方は秘伝マシンですからそんな心配はいりませんけどね。 ここで一つ問題が発生した、という人も多いでしょう。クリアするために使っているポケモンの場合、対戦では使い道の無い秘伝技を覚えさせていることが多々あります。初期にポッチャマとしてもらえるエンペルトは特に秘伝技を覚えていることも多いかと思います。秘伝技にしても「なみのり」はともかく、うっかり「ロッククライム」やら「かいりき」やらを覚えさせているとどうにもなりません。忘れさせてから他の技を覚えさせて下さい。ミオシティにいる「わすれさせオヤジ」に言えば秘伝技でも忘れさせてくれます。 エンペルトの技の話に戻りましょう。「なみのり」と「ラスターカノン」までは決まりました。もう一つは「れいとうビーム」をお勧めします。氷系の技を苦手とする相手は多くて使い道は幅広い上、運が良ければ相手が凍って行動不能になることもあります。ひねったことをしないのならばこれ以外の選択肢は無い、と言えます。そして残った最後一つの枠はどうするか?ここは「アクアジェット」を覚えさせておきましょう。「え?それって物理系の技じゃないの?しかも水技を二つも覚えさせるの?」こう思われたかもしれません。ごもっともな指摘ですが、これはこれで良いのです。何故かはこの後詳しく解説します。 次はムクホーク。レベルアップで覚える「インファイト」「ブレイブバード」の二つはそのまま使うことが出来ます。と、言うかこの二つがあれば他は意外とどうでも良かったりします。後述するアイテムの話に関係して、他の技を使う機会がない可能性が高いからです。強いて言えば「とんぼがえり」と「おんがえし」が比較的オススメできるかと思います。 最後にムウマージ。ここでオススメする技の構成は一般的に使われているムウマージのそれと少し異なりますが、準備にあまり無理を強いないというコンセプトから以下の通りの技をオススメしておきます。「シャドーボール」「サイコキネシス」「10まんボルト」「マジカルリーフ」この4つです。幅広いタイプの相手と渡り合いたい、というのがこのムウマージの狙いですので、捻らずに技を組み合わせています。もし、交換でゴーストをゲンガーにして使う場合、「サイコキネシス」や「マジカルリーフ」ではなく、「ヘドロばくだん」や「エナジーボール」を覚えさせると良いでしょう。 技は決まりました。次はアイテムです。 エンペルトは、効果抜群半減の実を持たせてあげたいところです。弱点である地面を半減する「シュカ」、または格闘を半減する「ヨプ」。このどちらかが良いでしょう。この場では「ヨプのみ」を持たせておくことにします。ちなみに、効果半減の実は大湿原のあるノモセシティの入り口近辺の家にいるお姉さんからもらえます。日替わりで一日一個もらえるので、目的の実がもらえるまで粘りましょう。目の前でセーブしてリセットすればいずれもらえます(笑)。 ムクホークは「こだわりスカーフ」を持たせてください。一回技を使うと交代して再度出てくるまで技を変更出来なくなるアイテムですが、その代わり素早さが1.5倍になります。破壊力と素早さが命のムクホークには合っているアイテムです。「こだわりスカーフ」はバトルタワーの景品です。なかなか勝てないからポイント貯まらないよ…と思われるかもしれませんが、ダブルバトルの序盤だけやっていればいずれ貯まる程度のポイントです。バトルタワーは負けても悔しいこと以外にデメリットは無いので、挑戦してみて下さい。 ムウマージ、またはゲンガーは「きあいのタスキ」を持たせて下さい。HP満タンからの即死を、残りHP1で踏みとどまらせることで一回だけ防いでくれるアイテムです。どちらもさほど防御が強くないのでそれを逆手に取る形になります。一回で倒されるはずのところを確実に二回にしてくれるので、相手より遅くても一回、速ければ二回は攻撃するチャンスが保証されるということになります。(もちろん例外はありますが、この場では考えないこととします) さて、ここで二つほど解説を入れたいと思います。それはエンペルトに覚えさせた「アクアジェット」とムクホークに持たせた「こだわりスカーフ」についてです。 エンペルトには特殊系の技を覚えさせると良い、と上で書きました。しかし「アクアジェット」は物理系の技。なんでそんなものを覚えさせるのでしょう?それは「アクアジェット」の特別な効果に理由があります。「アクアジェット」は、素早さに関係なく先制攻撃をすることが出来るという効果を持っています。それは他に変えがたい価値のある効果なのです。「でも物理系じゃ威力は無いし意味がないのでは?」そう思われるかもしれません。思い出してください「きあいのタスキ」というアイテムの効果を。HPが1だけ残るのです。ポケモンは、どんなに攻撃力が低くても、命中さえすれば最低1はダメージを与えることが出来るようになっています。ですから、「アクアジェット」さえあれば「きあいのタスキ」で踏みとどまった相手でも、次のターンで確実に倒すことが出来るのです。(これにももちろん例外はありますが、この場では考えないこととします) 次に「こだわりスカーフ」について。ムクホークは「インファイト」「ブレイブバード」など、威力が高い技を使います。これは大変大きな武器で、相手を一撃で倒せる場合もあります。一方で防御が低いという欠点もあり、こちらが相手に一撃で倒されてしまう場合もあるのです。と、いうことは「相手に攻撃されずにこちらの攻撃を当てれば勝てる可能性が上がる」ということになります。攻撃を当てるには素早くなくてはいけません。しかし、ムクホークの素早さは平均以上ではあるもののとても速いというほどでもありません。しかし、「こだわりスカーフ」を使うことで一気にとても速いポケモンとも渡り合えるスピードを手に入れることが出来るのです。もちろん、「こだわりスカーフ」の副作用で技を容易には使い分けられなくなりますが、「先に攻撃出来る」というのはそれを押してでも得るべき効果なのです。先にも書きましたとおり、攻撃を喰らえば何もせずに落ちることになる可能性があります。ムクホークのような比較的脆いポケモンは尚更です。ですから確実に先手を取ることが重要となってくるのです。これは、初心者向けと言うことではなく、上級者であっても同じことです。相手に何かをさせる前にこちらが先手を撃つ、ということは、時として他のどの要素よりも重要となるのです。エンペルトの「アクアジェット」にしてもそうです。両者のHPが残り少ない場合、先手さえ取れれば勝てるという状況は往々にしてあるものです。そういう場合、先制攻撃出来る技や、速いことが勝負を決定するのです。 ちなみに「きあいのタスキ」はムクホークに向いていません。何故なら「ブレイブバード」は攻撃した時に反動を受けてこちらもダメージを食らってしまうからです。HPが1しか残っていない状態では絶対に耐えられません。いくら相手を倒しても、共倒れでは意味が無いですからね。 また、「こだわりスカーフ」を持たせることで技を再選択出来なくなると書きましたが、最初に少し書いた通り一回他のポケモンと交代すればもう一度選びなおせます。ムクホークの特性「いかく」は出てくる時に相手の攻撃力を一段階下げる効果を持っているので、交代のついでに相手の攻撃力を下げることも出来ます。交代しなくてはならないのはデメリットばかり…というわけではないということです。 ポケモンと、技、そしてアイテムが決まりました。いよいよ対人戦に再チャレンジです!と、言った所で準備編は終了です。 おさらい エンペルト(ヨプのみ) なみのり ラスターカノン れいとうビーム アクアジェット ムクホーク(こだわりスカーフ) インファイト ブレイブバード とんぼがえり おんがえし ムウマージ(きあいのタスキ) シャドーボール サイコキネシス 10まんボルト マジカルリーフ ~対戦編~ 1:「俺に前フリは無ぇ!」 ちなみに、この攻略はダイヤモンド&パールの時点でのものとなっています。プラチナでは若干状況が違う部分があるかもしれませんがご容赦ください。 さて、前回あなたはポケモンクリアに使用したポケモンで他のプレイヤーに対戦を挑み、あっさり負けました。悔しいと思ったあなたは準備をすることにしました。使うポケモン、覚えさせる技、持たせるアイテム。これらを上の【おさらい】のように厳選し、ついに雪辱を果たすべく再び対戦に挑むことになりました。 2:「相手が勝ち誇ったとき そいつはすでに敗北している」 あなたは前回敗北した相手と再び対戦することになりました。相手はあなたを甘く見て前回と同じポケモンで対戦してやる、と言っています。なるほどそれは好都合です。「え?前回は先発のゴウカザルしか見てないよ?後ろの二匹が分からないのに意味はあるの?」そう思うかもしれません。しかし、最初の一匹が確定するというのは、それだけで大きなアドバンテージなのです。詳しくは追って説明していきましょう。 使用するポケモンは前回決めましたので、ここではどのポケモンを先頭に持ってくるかを考えてみましょう。 相手が前回と同じということは、最初にゴウカザルが出てくる、ということになります。ゴウカザルの属性は格闘・炎です。これらに強いのは飛行を持つムクホークか、格闘を無効化出来るムウマージ。そのどちらかということになりますが、今回はムクホークを先頭にしましょう。 前回の対戦時、特に書きませんでしたがゴウカザルが使ってきた技は全部物理系、「インファイト」と「ストーンエッジ」の2つでした。ゴウカザルは物理も特殊も全く同じ数値を持っているため、実際戦ってみないと物理中心か特殊中心か分からないことが多いですが、今回は既に物理型だと判明しています。ムクホークの特性「いかく」を生かしましょう(効果については前回を参照のこと)。物理型であるゴウカザルにとってこれほどイヤな特性はありません。 また、前回の対戦から、ゴウカザルが持っている道具もある程度推測出来ます。まず「こだわりスカーフ」や「こだわりハチマキ」はありません。「こだわり~」系のアイテムを付けていると技を使い分けることが出来ないからです。攻撃するたびにHPが減る…といったこともなかったことから、攻撃力を約1.3倍にする代わりにダメージを受ける「いのちのたま」でもないことがわかります。それ以外となると「きあいのタスキ」である可能性が高いと言えます。「きあいのタスキ」は速さと破壊力が高く防御が薄いゴウカザルの道具としては最も効果的だからです。そしてそれは同時に「こだわりスカーフ」を持ったムクホークならば確実に先制出来る、ということなのです。前回書いたように、「先に攻撃出来る」というのは大変重要なことです。 ムクホークを先頭にするにはこの他にももう一つ重要な意味があります。それについては次で説明します。 3:「どうする どうする どうする 君なら どうする!?」 いよいよ対戦開始です。まずは初手をどうするか考えましょう。 単純に相性だけ考えたら「ブレイブバード」ですが、相手の道具が「きあいのタスキ」だったとすると、HPが必ず1残ってしまいます。その後にストーンエッジを喰らってしまったらムクホークは撃沈、早々に手持ちを使い捨ててしまうことになります。それはなるべく避けたいところです。 逆の立場から考えてみましょう。相手のゴウカザルはどんな攻撃をしてくるでしょうか。交代以外では、前回一撃でムクホークを倒した「ストーンエッジ」でしょう。効果抜群の技で少しでも多くのダメージを与えたい、と考えるハズ。一方でこちらの手持ち。「ストーンエッジ」に強いポケモンはというと…いました。エンペルトです。では交代すれば良い?しかしそれでは「きあいのタスキ」の問題は解決しません。それを解決するのが「とんぼがえり」です。え?前回「インファイト」と「ブレイブバード」だけで良いと言ったのに…と思われるかもしれませんが、この場はこれがベストなのです。 「とんぼがえり」の利点、それは「通常の交代と違って相手にダメージを与えられる」という点。虫系の技はゴウカザルに対しては「こうかはいまひとつ」とですが、前回も言った通りにポケモンというゲームは「当たりさえすれば最低でも1ポイントはダメージを与えられる」のです。1ポイントでもダメージを与えてやれば「きあいのタスキ」を無効化出来るのです。これは破壊力の割りに防御が薄いゴウカザルには脅威となるのです。 「とんぼがえり」で先制し、エンペルトに交代したあなた。相手の「ストーンエッジ」は「こうかはいまひとつ」で、ほぼノーダメージです。これで安全にゴウカザルにダメージを与えてエンペルトを場に出せました。「ムクホークを先頭に出すもう一つの重要な意味」とはこの「相手の道具を無効化しつつダメージを与え、安全に交代する手段を持っている」ことです。 対戦では相手にダメージを与えるのは大事です。しかしそのためには自分の有利な状況に持っていく、という根回しも大変重要なのです。 4:「全部読めていた」 さて、今のターンの裏で流れていた思考を少し解説してみましょう。 ゴウカザルを相手にした時に困るのは、高い攻撃力と素早さの他に「きあいのタスキを持っていると一回では倒せない」というところ。だから倒すためには二回攻撃を当てなくてはならず、それはつまり最低でも一回は攻撃に耐えなくてはならないということでもあります。それに対してここではムクホークとエンペルトを使い、一回目の攻撃であまりダメージを受けないようにすることで対処しました。 まず、ムクホークを使うことで相手の使う可能性のある技を制限しました。それはどういうことか?「インファイト」はムクホークには普通の効果、他に持っていることが予想「フレアドライブ」「マッハパンチ」はそれぞれ反動ダメージや威力の点から確率は低い…だから必然的に「ストーンエッジ」を使うだろうということになるのです。それならば「ストーンエッジ」が「こうかはいまひとつ」のエンペルトを出してあげれば良いのです。「いかく」も効いているので大したダメージを食らう恐れはありません。 その作戦を支えたのが「とんぼがえり」と「こだわりスカーフ」の組み合わせ。先制しつつダメージを与え、ムクホーク自身は安全に逃げる事が出来ます。防御の薄いムクホークにとって一回の攻撃が致命傷となります。なるべくダメージを負わせずに交代させるに越したことはありません。 そして更に次のターンでもゴウカザルの動きを誘導しています。 エンペルトが相手では、一発で倒さないとゴウカザルの方がやられてしまいます。頼みの綱の「きあいのタスキ」はもう使えません。しかし、その一方で「インファイト」ならばエンペルトを一撃で倒す事が出来ますし、エンペルトの「アクアジェット」ならば一発は耐える事が出来る範囲です。ここは交代しない限り「インファイト」を撃たざるを得ない状態なのです。 そしてこちらは「ヨプのみ」と「いかく」の組合せで「インファイト」対策は出来ています。ここまででダメージを受けているゴウカザルに攻撃をさせてこちらが「なみのり」を当てるという作戦の下準備は整いました。 次のターン、「ヨプのみ」のお陰で相手の「インファイト」を耐えたエンペルトの「なみのり」が炸裂します。防御の下がったゴウカザルが弱点の一撃を耐えられるはずもなく、戦闘不能となりました。相手はこちらの周到な罠に落ちてゴウカザルを倒されてしまったのです。 5:「撃って良いのは撃たれる覚悟のある奴だけ」 次に相手が出しきたのはサーナイト。エスパー系サーナイトは多彩な技を覚えるのが売り。そのため何を覚えているのか見極めるの難しい部類に入ります。こちらには属性的に有利なムウマージがいます。ここは何とかしてムウマージを安全に登場させる方法を考えましょう。 まず、エンペルトはどうすれば良いでしょう?サーナイト相手に先手を取るのは無理です。そのため普通は攻撃を一発必ず食らってしまいます。もし「10まんボルト」を放ってきた場合、エンペルトは確実に戦闘不能になります。だからと言って素直に交代させればムウマージが攻撃されてしまいます。サーナイトは「さいみんじゅつ」や「おにび」などの厄介な技を多数覚えます。ムウマージがそれらの技を喰らったらこちらが不利になることは間違いありません。 ここで判断すべきはエンペルトとムウマージどちらを生かすかということ。エンペルトをこのまま捨て駒にするか、ムウマージがダメージを受けるのを止む無しとするか。 相手のここまでの手持ちはゴウカザルとサーナイト。そして残りの一匹はまだ分かりません。が、弱点の被ったポケモンを出してくる確率は低いと考えられます。もちろん確実ではありませんが、相手もリスクを回避する戦術を取ってくるのですから当然です。 と、するとゴウカザルの弱点であった水系を犠牲にしてもリスクは低い、と考えられます。万が一水が弱点のポケモンがいても炎系以外ならムウマージの「マジカルリーフ」で代用できます。逆に、サーナイトがまだいる状態でムウマージが動けなくなる方がより危険です。ここはエンペルトにもう一働きしてもらいましょう。 素早さではサーナイトに勝てないエンペルトですが、幸い一矢報いる手段があります。「アクアジェット」です。必ず先手を取れるこの技をここで使わない手はありません。 エンペルトが放った「アクアジェット」はサーナイトのHPをわずかに削っただけに過ぎませんでした。サーナイトが放った「10まんボルト」で戦闘不能となるエンペルト。「今のアクアジェット、意味有ったの?」と思われるかもしれません。しかし、「万が一」に備えて少しでも相手にダメージを与えておくことも重要です。ポケモンの対戦を続けていると「きあいのタスキもないのにHPが1だけ残って助かった」ということが往々にしてあります。そうしたこともあるので、1ポイントでも多くダメージを与えておくべきなのです。 6:「ところがぎっちょん!」 満を持して三匹目の手持ち、ムウマージの登場です。ここでサーナイトとムウマージの力関係について考えてみましょう。ゴースト系とエスパー系で属性としてはムウマージが有利。ただし、サーナイトもゴースト系の技を覚えることを考えるとムウマージが一方的に有利な状況とはいえません。能力の数値としては、ムウマージの方が素早い分、破壊力と耐久力ではサーナイトに劣る傾向があります。これらはそこまで大きな差ではありませんので、育て方によっては引っくり返る範囲のものです。 ムウマージには「シャドーボール」を覚えさせています。素早さはムウマージの方が早い傾向があることを考慮するならば、ここは何も考えずに「シャドーボール」を撃てばよいと言うことになります。 ムウマージの「シャドーボール」でHPを半分程度まで減らされたサーナイトも「シャドーボール」を撃ってきました。こちらのHPは3分の1ほど減らされました。「きあいのタスキ」は無効になってしまいましたが、素早さで勝っているので次で倒せば問題ありません。二発目の「シャドーボール」でサーナイトは戦闘不能になりました。エンペルトの「アクアジェット」で与えておいたダメージがないと際どいところでした。先ほどの一撃は無駄にはならなかったようです。 そして出て来た相手の三匹目は…ドサイドンです。読みが外れて見事に水系が弱点…しかしこれは大変有利な状況です。ムウマージには「マジカルリーフ」がありますし、倒し損ねてもムクホークが覚えている「インファイト」もドサイドンの弱点です。ムウマージに「マジカルリーフ」を撃たせ、倒しきれなかったらムクホークで「インファイト」…考える余地は有りません。弱点を的確に突いて倒してしまいましょう。もう初勝利は目前です。 ムウマージの「マジカルリーフ」をギリギリで耐えたドサイドン。ムウマージはストーンエッジで戦闘不能にされてしまいました。しかしこれでは「インファイト」を耐える事は出来ません。ドサイドンは先制技を覚えませんので攻撃を喰らう心配もありません。こちらは悠々と技を決定して勝利が決まる瞬間を待てばいいのです。 「ドサイドンのストーンエッジ!」 あれ? 7:「いつもいつでも上手くいくなんて保証はどこにも無いけど」 何故か放たれるドサイドンの「ストーンエッジ」。運良く命中はしませんでしたが、当たったらムクホークが戦闘不能になるところでした。ドサイドンは「せんせいのつめ」を持っていたようです。この道具は数%の確率で相手の先手を取ることが出来ます。その数%がたまたま最後の瞬間に当たってしまったのです。しかし攻撃は外れてしまいました。威力が高い技でも当たらなければ何もしないのと同じです。 「インファイト」でドサイドンを倒すムクホーク。最後はかなり際どいところでしたが何とか初勝利を手にすることが出来ました。そこまで準備に手間をかけたポケモンでなくても、やりようと組み合わせによってはこれだけ戦えるということが分かってもらえたと思います。 さて、ここでおさらいをしてみましょう。重要なのは以下の3点。 1・自分と相手の手持ちについて充分な知識を持っておくこと 2・相手の動きから能力や道具、次の手持ちなどを予測すること 3・予測に基づいて相手の動きに先手を打ち、有利な状況に持ち込むこと つまり「事前に充分に下調べをし、対戦がはじまったら相手が有利にならないようにしつつこちらが有利になるようにする」という勝負ごとならば当たり前のことがポケモンの対戦でも当てはまる、ということです。 そのためにはまずは知識をつけること。今回の解説でゴウカザルについて色々と予測を立てて対処法を考えました。これは「ゴウカザルがどういう戦い方をするポケモンか」ということを良く知っているからこそ出来たことなのです。また、前回手持ちポケモンを決める時も「このポケモンはこういう戦い方が出来る」と知っているから選ぶ事が出来たのです。 「知識をつける」いうと「面倒だなあ」と思われるかもしれませんが、とりあえずは「こいつはこういう強い技を使ってくる」とか「こいつはすげー速い」とかそういうところを何となく感じ取れば良いかと思います。対戦の中で負けたり苦戦したりした相手を「何か凄い奴」としてマークしておくだけでも少しは違うと思います。詳しく調べたい、ということでしたらポケモンのデータを紹介している攻略サイトさんを参考にすると良いでしょう。有名なところでPOKeDEX 250さん、ポケットモンスター情報センターさんなどがあります。 そして知識をつけたら実戦を多くこなすことが大事です。実戦経験が豊富ならば少しくらい知識が曖昧でもカンで何とかなることもありますし、「相手は次にこうしてくるに違いない」というのは実戦経験から来る事も多いのです。 それからいかに自分が有利な状況に持ち込むか。相手も頭を使ってくるわけですから何のリスクも背負わずに一方的に有利になるのはほとんど無理です。ムウマージを無傷で登場させるためにエンペルトを犠牲にしたように、今必要なのは何で、そのためには何をどこまで犠牲にして良いかを計算しなくてはなりません。ここでも実戦経験が豊富なほどカンが働くと思います。 何をするにしても実戦経験は多い方が良いのです。 8:「新しい世界への扉の鍵は知らないうちにゲットしていたよ」 対戦が終わったら次に向けて作戦の練り直しです。今回は相手の先発を教えてもらっていたとはいえいい勝負でした。次は相手の先発がわからない状態でも自分が有利に運べる戦略と手持ちを考えると良いでしょう。新しいポケモンの育成、既存のポケモンの技の練り直し等々…。出来ることは山のようにありますが、まずは出来ることからコツコツとやっていきましょう。 まずは道具を変えてみる、技を変えてみるというところから始めてみると手間も掛からず効果も見えやすいと思います。下に参考サイトをご紹介しておきましたので、そこを眺めていろいろ考えてみるのも良いでしょう。最近ではニコニコ動画やYouTubeで対戦動画を見ることが出来ます。人の対戦を見て戦法を学ぶ、というのはお手軽かつ効果的ですのでオススメします。「ポケモン」や「バトレボ」で検索すると色々な動画が出てくると思います。まずは片っ端から見ていくのも良いでしょう。 これでこの対戦入門は終了です。上手い事対戦の面白さ、スリリングさが伝わったなら幸いです。もし何か質問などがあったら答えられる限りお答えしますので、こちらでお気軽に聞いてやってください。 ではまたの機会に。これから対戦をはじめる方と、いずれ対戦出来ることを夢見つつ…。 ※この解説記事は当スレッド常連の長岡氏の個人サイトより 許可を得て転載させていただきました
https://w.atwiki.jp/sf6begin/pages/32.html
少しの知恵で対戦を楽しく、初心者対戦講座(メニュー) 一人前の格ゲープレイヤーを目指す対人戦初心者の基礎格ゲー力向上のための講座。 まず「スト6対戦のセオリー」を見てセオリーを把握しよう。 対人戦の前にまず格ゲーというジャンルに慣れたい、基礎力を上げたい場合は「格ゲー基礎力講座」を見よう。 少しの知恵で対戦を楽しく、初心者対戦講座(メニュー)間合いをとる 立ち回りの基本.一番リーチの長い通常技を意識 インパクトの使い方&対策(初級編) 連続技(コンボ)の練習の仕方 対空技を出すコツ 投げ抜けの練習方法→こちらが当て投げをしてみる 通常技にキャンセル必殺技を仕込む 基本はラッシュ小技 ドライブラッシュのスロー時間を意識する パリィ力を上げる(偶然ジャスパを増やす) 状況にあった連続技をとっさに出せるようにする 刻み歩きを使おう じっくり時間を使って攻め急がない ダメージの高い選択肢から順に狙っていく/対処する 使うボタンを間合い別に意識して絞る+指の配置を変える 波動拳(タマ)の撃ち方 キャラごとの初見殺しネタを覚えて意識する 中級者講座もちょっと覗いてみる 間合いをとる 対戦で相手が前に出たらこちらも下がり、相手が後ろに下がったらこちらも前に出る、という行動をしてみよう。 相手もそれに応じてこちらが前に出たら下がり、下がったら前に出るということをやってきたら間合い戦というものを意識してることがわかる。 この間合いを調整するという行動が格ゲーの駆け引きで大事な要素の一つ。 格ゲーはお互いのキャラがそれぞれに意図を持ち、別々に動くゲームなので絶えず予想外に局面が変化するゲーム。慣れないうちは状況把握が難しい。操作も当然追いつかなくなる。 これをまず間合いをとる、間合いを保つという行動で安定させる。 画面の動き(スクロール)に慣れるという意味もある。昨今のゲームはキャラ表示が大きめで相対的にステージ位置を把握するのが難しくなってるので一度意識してこれをやってみよう。 対人戦に慣れてない間は後ジャンプで仕切り直しするのもいい。 知らないキャラに知らない技でけちょんけちょんにされてしまう場合はとりあえず落ち着いて操作可能なとこまで持っていくため後ジャンプで間合いを離そう。 防御手段、インパクト対策として また後ろに下がって距離をとることはそれだけで防御になる。 相手はもう少し深く踏み込まなければラッシュや差し込み技を当てることができず、そうしたら逆にこちらのラッシュからの攻めなどが通りやすくなる。 さらに地上戦の技の差し合いを拒否してとりあえず下がる、という行動が自然とインパクトに反応しやすい対策となってる場合が多い。 下がるときはインパクトボタンだけは意識しておこう。(できれば前ジャンプも) その他にも前にズンズン歩いてこちらの通常技が届くぎりぎりで前ジャンプするという、やられると対処しづらい強い行動があるがそれへの一番有効な対応策でもある。 立ち回りの基本.一番リーチの長い通常技を意識 一番リーチの長い通常技、これを先端当てすることを絶えず意識しよう。 一番リーチの長い技は大抵は強攻撃。なのでドライブゲージ削りも兼ねる。この技でゲージを削ったりインパクトを誘ったりして戦う。 もう少し踏み込めばいろいろなことができるが距離を詰めるのにも技術がいる。とりあえず最初はこれ一本に絞ろう。 この技より近い間合いではしゃがみガード様子見、または後下がり様子見が基本。下がることで地上戦を無効化しつつもインパクトだけは返せるよう相手を見ておこう。 インパクトの使い方&対策(初級編) インパクトの使い方が地上戦では重要。 インパクトの使い方 対戦ではとりあえずドライブインパクトを打ってみよう。インパクト返しされたら仕方ない。 特にリーチを把握するのが大事。こちらのインパクト返しにも大いに影響する。 インパクト(返し)を意識する相手は守りがちになる。そうなったら一番リーチの長い通常技、または飛び道具必殺技、または突進必殺技をしかけていこう。 こうすると相手はリスクのある先出し(先読み)インパクトをせざるを得なくなる。(できればそれをインパクトで返す。) 差し込み(+必殺技)とインパクトを4:1くらいの割合で混ぜて攻めてみよう。相手がガチガチのガードでインパクトをひたすら待ってると感じたらダッシュ、またはラッシュからの通常技、またはジャンプからの投げを狙いに行く。 インパクトの対策.インパクト返し 相手のインパクトはこちらのインパクトで受け止めて逆に反撃。 基本的な対応の仕方はしゃがんでガードしながらインパクトだけを見てインパクトボタンを押す準備をする。(密着付近なら遅らせ投げ抜けをしとくとインパクトも自動で投げ返せる) 間合いが少し離れたら今度は後下がり(後歩き)で地上戦を拒否しつつ、インパクトだけを見てインパクトボタンを押す準備。 最初はこれから始める。地上戦の細かいことはインパクトの攻防に慣れた後でもいい。 インパクトへの反応を上げるのに有効な方法がある。 ネット対戦を始めようとする前、またはもう始めてる場合でも一度トレーニングモードでインパクトを返す練習をしてみよう。 最初のうちはくるとわかってるインパクトですら返せないことが多い。数をこなして目と耳と体で覚えると自然に出る。インパクト返しの成功率に効果絶大。 簡単練習設定メニューのインパクトを返す練習を利用するのがいい。 特設ページ「インパクト返しの練習メニュー」 差し込みや牽制の通常技からキャンセルしてインパクト返しをする場合は差し込み技なら強の通常技がやりやすい。牽制技は振るとき、特に弱や中の牽制技を振るときはちょっとまって出す、またはちょっと歩いて出すようにしよう。相手のインパクトを振るタイミングと重なってちょうどキャンセルしやすいタイミングになる。 こちらからインパクトを使っていくのも大事。常に相手にインパクトを当てるイメージを持てばインパクト返しもかなり出やすい。こちらのインパクトが当たらない距離は相手のインパクトも当たらない。リーチも把握しておこう。 とりあえずパリィでもしのげるのでインパクト返しをせず当面はパリィ受けに絞るというのもあり。 表示遅延の軽減設定をONにしてないなら絶対にONにしておこう。 モニタによってはちらつきが出るかもしれないがこれをやってる人とやってない人ではインパクトや対空の反応に致命的な差が出る。 黒画面メニューのグラフィックから設定。 連続技(コンボ)の練習の仕方 パーツを分ける 4段以上の長いコンボは二つずつに分けたり、1番目の技と2番目、2番目の技と3番目、3と4…など細かく分けて練習しあとでそれらを全部つなげるという練習の仕方をしよう。 空入力してみる レシピの長い(段数の多い)コンボはいったんコントローラーだけで空入力してみよう。 ゲームを起動してない状態、またはゲームに繋いでない状態でコントローラーを使ってコンボ練習をする。 コンボレシピを暗記するのに有効。自然に手を動かせるようになるのが大事。 コンボを手が覚えたらモニターを見てキャラをイメージしながらそのコンボをやってみる、というのもいいかもしれない。 応用:失敗しても入力を続ける レシピが長く入力の多い難しいコンボは、コンボが途中で失敗してもそのままコマンドや入力をレシピどおりにやり通す、という練習がいい。 先行入力の弊害 先行入力のおかげで猶予0Fコンボがバンバン繋がるがその反面、ボタンを押したタイミングと実際に技が出るタイミングがズレるのでその分、次の技やその次の技の入力タイミングがとりづらくなってしまうことがある。 中攻撃>中攻撃>必殺技、中攻撃>強攻撃>必殺技などに多い。 先行入力は最大で4F(60分の4秒/これはスト5の数字なのでスト6はまだわかりません)。画面を見てる分には一瞬の出来事だが手でタイミングをとって入力するとなるとこの最大4F?のタイミングのずれは致命的に大きい。 先行入力分のタイミングのズレをしっかり頭に入れ、先行入力で遅れて出た技のモーションをしっかり見てタイミングを取ろう。 先行入力を理解する 先行入力を理解するには実際に先行入力を体感してみよう。 まずぎりぎり連続技になるフレームの通常技>通常技コンボを実際に押して繋げてみる。 繋がること(コンボになること)を確認したら次に通常技>通常技を徐々に早く、または徐々に遅く押していく。 これで技がでなくなるタイミング、または技がつながらなくなるタイミング、その間の長さが先行入力の時間。 この出る、出ない、繋がる、繋がらないのぎりぎりのタイミングをたくさん押してみて体に覚えさせるといいかも。 右手でやるコンボと左手でやるコンボを意識 左手(方向入力キー)に意識を割いてやると上手くいくコンボと右手(攻撃ボタン)に意識を割いてやると上手くいくコンボの二種類ある。 右手を意識するといいコンボは先行入力でタイミングがずれやすいコンボ、コマンド入力が早めのコンボに多い。 どうしても上手くいかないときはこれを意識してみよう。 (ヘッドホン勢は注意) ボタンを押す音が結構重要なので一度ヘッドホンを取って入力してみる。ヘッドホンをしていてもボタンを押す音は聞こえる、と思うかもしれないが音の大きさで聞き取りやすさ(=タイミングのとりやすさ)がぜんぜん違う。 とにかくボタンを押す回数が多いコンボや同時押しが大事なコンボなどに非常に有効。 対空技を出すコツ 対空技のボタンに指を置いておく、画面とその指を両方意識する まず指を対空するボタンの真上、触れるくらいの位置においておく。そしてボタンを意識するのではなく、ボタンを押す指を意識する。相手が飛んできたらその指の直下のボタンを押す。 対空は相手が飛んだら対応するボタンを押すだけの行為だが、実はそれが対空初心者には難しい。なのでできるだけ「ボタンを押す」という行為を楽に、簡潔にするため上記のことをやっておく。 指を意識する際は単に頭で意識するだけでなく、その指に力を込めておくのもいい。スマートな方法ではないが自然と意識がいくので効果的。 次に画面のほうの話だが、画面上の相手キャラ前方上空辺りにその指のイメージを持っていく、というのがいい。対空するボタンが人差し指なら人差し指、中指なら中指を画面のその位置に意識する。 最初のうちは上手く体が動かないかもしれないが慣れればその辺をいちいち意識せずとも自然に出せるようになる。 トレーニングモードで反復練習 とにかく体に、飛びに反応してボタンを押すという行動を覚えさせることが大事なので反復練習は必ずしよう。 トレーニングモードのレコーディングで相手キャラに前ジャンプを覚えさせ、上記のコツを意識しながらそれを対空する。 単純作業の繰り返しでいい。無意識に指がボタンを押せるようになると実戦でもかなり対空が出せるようになるだろう。 少しずつ歩く 歩くとどうしても注意が散漫になり、相手の飛びを見逃しがちになる。(お互いのキャラが同時に別々に動くので画面の見なきゃいけない箇所が予測不能なくらい変動するせいもある) 相手もそれを見越して(つまりこちらが前歩きしたのに反応して)飛び込んで来やすい。 慣れないうちは少しぎこちない戦い方になるが歩く距離を減らしてみよう。少し歩いて上を見る、少し歩いて上を見ると言った感じ。 昇龍拳などのコマンド入力を必要とする対空技を持つキャラは後ろに歩く場合も少しずつの方がいい。 後ろに入力が入った状態から対空技を入力して間に合わせるのはかなり難しい。 フェイントを使って意識的に飛ばせる そもそも対空も重要なダメージ源であり、飛ばして落とすというのがストリートファイターシリーズの主要な戦略でもあるのでフェイントを使って相手を飛ばせることを意識する。 近づいて技をさすフリをして隙の少ない弱技を出し、飛んできたところを落とす。または飛び道具を出すと見せかけて屈伸した後、弱技を出してフェイントするなど。 フェイントで使う技はしゃがみ弱Kがいい。しゃがみ弱Kを出して相手が飛んでいたらそのまましゃがみ入力で昇龍拳入力をし、Pボタンを押す。 対空必殺技がKボタンのキャラはしゃがみ弱Pでフェイントしよう。 インパクト返しと両立(中級以上) 少し、いや結構難しいが対空とインパクト返しは両立できる。 反応はインパクト返し優先、操作は対空とインパクト返しの両方をするというイメージで手元と心の準備をしておこう。 両方ってどういうことだと思うかもしれないが本当に両方やるつもりで構えておいて相手が何かアクションを起こしたらまずインパクト(返し)を押そうとする、そしてインパクトじゃなかったら操作をずらして対空のボタンを押す。 昇竜拳などのコマンド入力技で対空する場合はインパクトボタンよりもコマンド入力の方を意識、そしてコマンド入力(昇竜拳なら前→下→前下)の一つ一つにインパクトを押そうとする。 昇竜拳で言うと前(>インパクト)→下(>インパクト)→前下(>インパクト)→Pというふうに普段から意識して入力しておくと相手が前ジャンプじゃなくインパクトを選んだときにインパクト返しが出やすい。 ヒット確認もそうだが何かをやろうとして止める、またはやめて別の何かをするという行動は格ゲーのみならず素早い認知判断操作を要するすべてのワークに有効。 投げ抜けの練習方法→こちらが当て投げをしてみる 昨今のゲームはどうしても表示遅延、入力遅延があるので直感的に投げ抜け(遅らせ投げ抜け)のタイミングをつかむのは少し難しい。 その対策としてまずこちらが当て投げをしてみよう。こちらから当て投げするときのタイミングを覚えることで投げ抜けタイミングも覚えるというもの。 小技からの当て投げ、ジャンプ攻撃からの当て投げ、有利な技からのちょっと歩いて投げ、ラッシュ→通常技など大幅に有利な技からのちょっと待って投げ、この4つを練習してみよう。 ジャンプ攻撃は弱中強でタイミングが異なる。早すぎると相手がガード硬直中で投げがスカる。早すぎるタイミングというものを覚えるのも大事。 タイミングに加えて投げる側の心理状態などもわかるはず。あとは実戦で投げる側の気持ちになってそれよりちょっとだけ遅いタイミングで投げ抜け入力をしよう。 トレーニングモードを活用する方法もある。 トレーニングモードでダミーキャラをレコード設定にして複数の当て投げパターンをレコード、複数ONにしてランダムで当て投げさせると実戦的な練習になる。 通常技にキャンセル必殺技を仕込む 相手に動いたら当たるくらいの距離でキャンセル可能な通常技を出し、必殺技を入力しておく。 ヒットした場合、キャンセル必殺技が出てコンボになる。 またラッシュ(→→またはラッシュボタン)を仕込んでもいい。 基本はラッシュ小技 →→パリィからの最速小技がラッシュ攻撃の基本。一番最速で攻撃できてガードさせた後も投げ間合い。 ラッシュ空走距離、多様な選択肢、通常技相性など難しいことは抜きにしてこれをまず覚える。そこからいろんなラッシュ技を使っていこう。(コンボはまた別、立ち回りでの話) この際ガードで+1Fのラッシュ小技に注意。投げの発生が5F、小技の発生が4F、そして投げと打撃がかち合うと打撃が勝つ、という仕様のせいでわかってる相手だと+1F状況で割り込まれ、投げが負けてしまう。 特設ページ→「ラッシュからの投げ連係」(どの技が投げにいけるかとその有利フレームをキャラ別にまとめたページ) 技相性もちゃんと調べる ラッシュが強いというゲーム性のせいで技相性を調べずに対戦を続けてるプレイヤーが多い。 しかし通常技の相性はストシリーズ立ち回りの基本、ラッシュの話においても判定は通常技のそれと全く同じのため勝ち負けは結局は技相性に左右される。 ここをおろそかにすると成長が止まり、ゲームやキャラに対する理解度も上がらず飽きやすくなる。 二回言うが飽きやすくなる。 技相性をしっかり調べて自キャラと自分を強化しよう。 ドライブラッシュのスロー時間を意識する ゲームをやってると薄々わかってくるがドライブラッシュの出始めには一瞬だけ相手がスローになる。 これで相手はリバサ必殺技や見てからジャンプなどが出なかったり、思ってるタイミングで牽制技を出しても潰せなかったりする。 このスロー時間をしっかり意識し、対戦に活かせるようにしよう。 煩わしいだけと思うかもしれないがこれのおかげで歩き牽制(置き技)がちょうど最速ラッシュ潰しになりやすい。 この時間停止が一番わかりやすいのが相手がジャンプしてる時のラッシュ発動。相手が10Fほど(1Fは60分の1秒)空中で止まってるのがわかる。 パリィ力を上げる(偶然ジャスパを増やす) パリィの反応速度をなるべく上げ、発生が早い技でもなるべくパリィを取れるようにしよう。 パリィ入力から2F以内にパリィ成功すればジャストパリィになり、受けた次の瞬間から動けて反撃ができる。発生が早い技にぎりぎり反応してパリィできるようになればこのジャストパリィに偶然になる確率が高く、ダメージが取れるようになる。 ケンの龍尾脚、マリーザのファランクス、ホンダの頭突き、リュウの波動拳などジャスパができれば状況が劇的に好転する技は多い。 特に飛び道具は反応が厳しくなる近距離になればなるほど最速反応がジャスパになりやすくまた距離が近いため反撃が確定しやすく、例え確定しなくても攻めに転じやすくなる。 この偶然ジャスパは初心者のうちから狙いにいっていい。 ぎりぎりのパリィを取れば取るほど、踏み込めば踏み込むほどジャスパの機会も増えていく。だいぶスト6力がついてきた証。勝率も確実に上がってくる。 状況にあった連続技をとっさに出せるようにする 本作は相手の技の隙、ゲージ状況、間合い、画面位置によって最大ダメージを取れるコンボが変わってくる。 様々な状況にあった連続技を咄嗟に出せるようになるのは非常に大事。 どうしても実戦で出せない時の具体的な練習方法として様々な種類の連続技を個々に反復練習した後、仕上げに全ての連続技を通しでやってみるという方法がいい。 その際、練習のキモとなるのは一つの連続技を失敗してもその失敗した連続技の練習で立ち止まることなく、一通り全ての連続技をやってみること。 通しで練習した結果、全部失敗した、でもいい。一つ一つの連続技をいったん忘れて再び思い出すのがこの練習で重要なところ。 刻み歩きを使おう 刻み歩き(刻みガード)と上級者のアレ 相手と距離を詰めるときに前にちょっと歩いて一瞬ガード、前にちょっと歩いて一瞬ガード、という操作で近づいてみよう。 特にガイル戦でソニック連打に距離を詰めるときや本田戦で頭突きを警戒しながら近づくときに有効。 これをすると相手の技を見てからガードを入れるよりガード入力が早く、比較的安全に前に進むことができる。 刻みながら前移動し、相手の技が来たと思ったらそのままガードを入れっぱなしにしておこう。 これらは上級者がよくやってる刻み後下がり、前後ふらふら移動なんかも同じ原理。 あらかじめ前(後)に入力しておいて相手が前(後)に歩いたらそれに合わせて入力し続ける、または入力をやめることでより機敏に間合い調整できる。 インパクトに反応しながら間合い調整「一回ガード歩き」 インパクト範囲内においてはこの刻み歩きガードのガードの部分を長めにし、ガード中インパクトを警戒することでインパクト返しがしやすくなる。インパクトの圏内でインパクトを返しつつ間合いのかけひきをしたいときに便利。 歩き出しが一番反応しづらく、相手もそのタイミングで狙ってきやすい。再び歩き出したらあとは歩きっぱなし、下がりっぱなしでも反応しやすくなる。これは画面スクロールの変化の仕方も影響していると思われる。 対戦では動かないほうが負けやすく、上達しにくくなってる。これを使ってインパクトを返しながら能動的に間合い作りをしよう。 じっくり時間を使って攻め急がない 初心者ほど攻め急いで処理されるので、体力が多いならタイムオーバー勝ちも念頭に1ラウンド99秒間を戦おう。 劣勢を感じた時ほど時間をかけ、攻め急がない。 相手がこのタイミングで必ず攻めてくるとわかっていれば簡単に対応できるし、リスクある防御技を出すときのリスクも少なくなる。じらすのも大事。 ダメージの高い選択肢から順に狙っていく/対処する 格闘ゲームの基本的な読み合いとしてダメージの高い選択肢から順に狙っていく、対処していくというセオリーがある。 リュウ戦で言うならこの状況は他は喰らってもいいから密着立ち中Pだけはガードしよう、といった感じ。 二番目にダメージの高い技を喰らってもむしろ一番目とのダメージの差の分だけ得をしたと考えよう。もちろんダメージを受けること自体を回避しノーダメで凌げればそれに超したことはない。 結果として総ダメージが100~200違うだけでもラウンド中、何度かある読み合いを繰り返していくとそれが差となって積み重なってくる。 使うボタンを間合い別に意識して絞る+指の配置を変える 状況や間合いに応じてここはこのボタンとこのボタンを使う、といった感じに使うボタンを意識しよう。 意識するだけでなく手の構え方も押しやすいような構え方にしておこう。 スト6ではパリィとインパクトが大事。 中距離以遠ではパリィとインパクトに絞って意識、指を配置しておこう。 近距離では投げ(投げ抜け)とインパクト(返し)の二つを意識。 対空に使うボタンも意識したい。ただ対空はボタンを押すまでに少し余裕があるのでパリィとインパクトより優先順位を低く、二番手くらいで意識。 同時押しで入力する場合は(投げ入力の弱P+弱Kなど)事前に指を同時押しできる形に整えておこう。 これを怠っているととっさにボタンを押すときに反応は間に合ってるつもりでも入力は遅れてるといったことが起こりやすい。 波動拳(タマ)の撃ち方 基本的に近距離と遠距離で撃つ、中距離はあまり撃たない。 近距離ではダッシュや通常技差込みとの併用、遠距離ではジャンプ攻撃の届かない距離を保ちながら(下がりながら)撃つ。 中距離(ジャンプ攻撃は届くが通常技は届かない距離)はフェイントもしくは近距離や遠距離への移行を目的とする姿勢を相手に見せることを第一に行う。相手にこの間合いではあまり撃ってこないと思わせてから数を撃っていこう。 特設ページ「波動拳(タマ)の撃ち方 」 キャラごとの初見殺しネタを覚えて意識する ネット対戦はアーケードや家での対戦と違って一試合ごとに対戦相手が変わる。非常に残念なことだが読み合いをするよりもネタ殺しを多用するほうが勝率が安定するということが多い。 初見殺しなネタはメモに取るなどして試合前に必ずチェックするようにしよう。 中級者講座もちょっと覗いてみる 実践、練習はしなくていいが座学のつもりで中級者対戦講座もちょっと覗いてみよう。 初心者講座の大半ができるようになってるころにはもうかなり基礎力がついてて中級者講座の項目もいくつかはすでにできるようになってる。 「中級者対戦講座」
https://w.atwiki.jp/streetfighter5/pages/18.html
中級者を目指す対人戦初心者の基礎格ゲー力向上のための講座。 まずスト5対戦のセオリーを見てセオリーを把握しよう。 対人戦で最低限抑えておくべきこと 連続技(コンボ)の練習の仕方 ヒット確認を身に付ける(初級) ダッシュを使う 後ろ下がりを取り入れる 高難易度のCPU戦をやろう 対空技を出すコツ 通常技にキャンセル必殺技を仕込む とりあえずバックジャンプ、バックダッシュをしてみる 受身を使う、使い分ける 状況にあった連続技をとっさに出せるようにする じっくり時間を使って攻め急がない 遠距離ではジャンプ攻撃の間合いを意識する(画面のズームに対応する) 当て投げ対策→当て投げをしてみる ダメージの高い選択肢から順に狙っていく/対処する 使うボタンを間合い別に意識して絞る+指の位置を変える 波動拳(タマ)の撃ち方 キャラごとの初見殺しネタを覚えて意識する EXゲージの戦略 クラッシュカウンター追撃コンボのコツ 対人戦で最低限抑えておくべきこと まずジャンプ攻撃からの中攻撃>中攻撃ヒット確認コンボ(からのCA)をねらうことから始めよう。 それが対空されるようならダッシュ圏内で立ち弱Pなどで牽制してから相手の様子を見て前ダッシュで攻め 前ダッシュからは直接投げや、しゃがみ弱P>投げなどで攻める。相手がダッシュを警戒しだしたらまたジャンプで攻める。 これができていれば最低限対戦になる。 勝率を上げたいなら対空ができるようがんばる。ここがしっかりしてると引き締まった対戦になる。 またお互い飛べないため、よりリターンの大きい(弱攻撃牽制より)、中攻撃牽制(キャンセル必殺技仕込み)や強攻撃牽制が有効になってくる。 起き攻めはその場受身読みの中攻撃>中攻撃ヒット確認から始めてみよう。相手の後ろ受身>しゃがみ中Kなどを食らわない距離でコンボになる中攻撃連係を重ねる。 これのプレッシャーを活かして歩き投げを決める。 連続技(コンボ)の練習の仕方 パーツを分ける 4段以上の長いコンボは二つずつに分けたり、1番目の技と2番目、2番目の技と3番目、3…と4、など細かく分けて練習しあとでそれらを全部つなげるという練習の仕方をしよう。 空入力してみる レシピの長い(段数の多い)コンボはいったんコントローラーだけで空入力してみよう。 ゲームを起動してない状態、またはゲームに繋いでない状態でコントローラーを使ってコンボ練習をする。 コンボレシピを暗記するのに有効。自然に手を動かせるようになるのが大事。 コンボを手が覚えたらそのコンボを頭の中でイメージしながらやってみるというのもいいかもしれない。 応用:失敗しても入力を続ける レシピが長く入力の多い難しいコンボは、コンボが途中で失敗してもそのままコマンドや入力をレシピどおりにやり通す、という練習がいい。 先行入力の弊害 先行入力のおかげで猶予0Fコンボがバンバン繋がるがその反面、ボタンを押したタイミングと実際に技が出るタイミングがズレるのでその分、次の技やその次の技の入力タイミングがとりづらくなってしまうことがある。 中攻撃>中攻撃>必殺技、中攻撃>強攻撃>必殺技などに多い。 先行入力は最大で4F(60分の4秒)。画面を見てる分には一瞬の出来事だが手でタイミングをとって入力するとなるとこの最大4Fのタイミングのずれは致命的に大きい。 先行入力分のタイミングのズレをしっかり頭に入れ、先行入力で遅れて出た技のモーションをしっかり見てタイミングを取ろう。 先行入力を理解する 先行入力を理解するには実際に先行入力を体感してみよう。 通常技>通常技を徐々に早く押していき、技がでなくなるタイミングまで早く押してみる。そこが先行入力の限界点。 この出る、出ないのぎりぎりのタイミングをたくさん押して体に染み込ませてみよう。 右手でやるコンボと左手でやるコンボを意識 左手(方向入力キー)に意識を割いてやると上手くいくコンボと右手(攻撃ボタン)に意識を割いてやると上手くいくコンボの二種類ある。 右手を意識するといいコンボは先行入力でタイミングがずれやすいコンボ、コマンド入力が早めのコンボに多い。 どうしても上手くいかないときはこれを意識してみよう。 (ヘッドホン勢は注意) ボタンを押す音が結構重要なので一度ヘッドホンを取って入力してみる。ヘッドホンをしていてもボタンを押す音は聞こえる、と思うかもしれないが音の大きさで聞き取りやすさ(=タイミングのとりやすさ)がぜんぜん違う。 とにかくボタンを押す回数が多いコンボや同時押しが大事なコンボなどに非常に有効。 ヒット確認を身に付ける(初級) 今作は中攻撃>中攻撃という当たればコンボになる連係が多い。 とりあえず中攻撃>中攻撃を決め打ちで出す。一発目の中攻撃が当たっていたら二発目の中攻撃をキャンセルして必殺技に繋げてコンボにする。最初の中攻撃が当たっていなかったら二発目の中攻撃でストップし他のガード崩しの攻めに移行する。 この当たっているかどうかの確認がヒット確認と呼ばれるもので格闘ゲームの重要テクニック。 より難易度の高い弱攻撃二発確認(一発目の弱攻撃をヒット確認して弱攻撃>必殺技)や単発確認などもある。 まずは中攻撃>中攻撃ヒット確認から始めてみよう。 トレーニングモードの相手キャラの設定で、ガードの項目からランダムを選ぶとヒット確認の練習が効率よくできる。 連続技はできるけどヒット確認ができない、という人はおそらく二発目の中攻撃のヒット状況(当たったかガードされたか)まで見ようとしてしまってるので一発目の中攻撃だけヒット確認する、という意識に切り替えよう。 二発目でヒット確認するのは人間の反応的に難しい。 極端な話、一発目だけ確認してあとは目をつぶって入力してもいい。 中攻撃>中攻撃確認が実戦でなかなか安定しないという人はトレーニングモードで3発ヒット確認を安定させることをやってみよう。 ジャンプ攻撃>中攻撃>中攻撃>(ヒットしてるかどうかで)キャンセル必殺技 このコンボを安定させる。 次にもうちょっと確認猶予の短い、 ジャンプ攻撃>弱攻撃>弱攻撃>(ヒットしてるかどうかで)キャンセル必殺技 これをやってみる。 最後に中攻撃>中攻撃>必殺技のヒット確認を安定させる練習をする。 ダッシュを使う ジャンプだけじゃなくダッシュも使おう。 ダッシュ>投げ、ダッシュ>しゃがみ弱P>打撃か投げの二択、などを使っていく。 その際、相手のダッシュは立ち弱Pで牽制して絶対通さないようにしよう。そうして相手が手を出しづらくなったらこちらからダッシュする。 基本的に前ジャンプ、対空、ダッシュ牽制、ダッシュの使い分けができていればスト5の基本的な動きはできているといっていい。 後ろ下がりを取り入れる お互い技を出してない様子見の立ち回りの時や、反撃できない位置で相手の技をガードした時などに、後ろに少しだけ歩く後ろ下がりの行動を取り入れてみよう。 大きく分けて二つの意味がある。 ガード硬直の把握 ストVはヒット/ガードした瞬間、(ごく短い間だが)だいぶ派手な演出が入るため他のゲームと比べてガードのタイミングやガードした技の種類を把握しづらい。 なのでガードした後に後に入力をし続け、歩き出す瞬間を見ることでガード硬直が解けるタイミングを把握するようにしよう。 体感でガード硬直を感じることで立ち回りがしやすくなる。 相手と距離をとる またこの後ろ下がりはストVのゲーム性にとても合った防御法でもある。 距離をとることで相手のダッシュや通常技差し込みをしづらくさせる。 前にズンズン歩いてこちらの通常技が届くぎりぎりで前ジャンプするという、やられると対処しづらい強い行動があるがそれへの一番有効な対応法でもある。 相手はもう少し深く踏み込まなければならず、そうしたら逆にこちらのダッシュからの攻めなどが通りやすくなる。 高難易度のCPU戦をやろう 対戦格闘ゲームのCPU戦は対人戦の動きとは別物で直接、対人戦の練習になることはない。 しかしCPUキャラのガードの硬さ、反応の理不尽さゆえの勝ちにくさは対人戦において重要な要素である「粘り」を鍛えるのにもってこいである。 最終的に勝利をおさめるまでコンティニューを繰り返し、その間いかに集中力を切らさずプレイし続けられるかが大事。 対戦相手として物足りないと感じる分はヒット確認やゲージを使ったコンボの練習時間に当てることで紛らわそう。 トレーニングモードでダミーキャラのステータス設定をCPU、体力設定を通常にすると通常の対戦のようなラウンド毎の対戦ができる。 これを利用して擬似CPU戦として活用しよう。 対空技を出すコツ 対空技のボタンに指を置いておく、画面とその指を両方意識する まず指を対空するボタンの真上、触れるくらいの位置においておく。そしてボタンを意識するのではなく、ボタンを押す指を意識する。相手が飛んできたらその指の直下のボタンを押す。 対空は相手が飛んだら対応するボタンを押すだけの行為だが、実はそれが対空初心者には難しい。なのでできるだけ「ボタンを押す」という行為を楽に、簡潔にするため上記のことをやっておく。 指を意識する際は単に頭で意識するだけでなく、その指に力を込めておくのもいい。スマートな方法ではないが自然と意識がいくので効果的。 次に画面のほうの話だが、画面上の相手キャラ前方上空辺りにその指のイメージを持っていく、というのがいい。対空するボタンが人差し指なら人差し指、中指なら中指を画面のその位置に意識する。 最初のうちは上手く体が動かないかもしれないが慣れればその辺をいちいち意識せずとも自然に出せるようになる。 トレーニングモードで反復練習 とにかく体に、飛びに反応してボタンを押すという行動を覚えさせることが大事なので反復練習は必ずしよう。 トレーニングモードのレコーディングで相手キャラに前ジャンプを覚えさせ、上記のコツを意識しながらそれを対空する。 単純作業の繰り返しでいい。無意識に指がボタンを押せるようになると実戦でもかなり対空が出せるようになるだろう。 画面のズームに慣れる このゲームは画面のズーム(拡大縮小)があって、しかもゲームの性質的に頻繁にズームアップ、ズームアウトしているので正確なジャンプ軌道をイメージするのが難しい。 そのため対空のために距離を計るのも必然的に難しくなる。 これがこのゲームで対空が出しづらい、めくりが見えにくい(+差し合いの間合い管理が難しい)ことの原因。 これを解決するには地面に意識を集中し、地面の模様で現在の画面のスケール(縮尺)を計るようにしよう。 ゲーム画面内の地面の模様に対してここはジャンプの間合い、ここはダッシュの間合いなどと頭の中で区切りを付けておく。 あとはトレーニングモードで反復練習を地面をよ~~く見ながら行う。 (※このコツは最初の項の画面の上を見て行う練習とは逆のことをしてるが、必ず先に画面の上を見る方の練習をしたあと、この練習をしよう。順番を逆にするとよくない。) トレーニングモードの練習である程度ズームに慣れたら今度は前後に歩きながら対空してみよう。 自分で微妙にズームの縮尺を変えながら相手の飛びを落とす。 実際の対戦のシチュエーションに近く、また微妙な縮尺の違いを数多く経験することで対応力が上がる この前後に歩きながら対空は次の項目とも関連する重要な練習法。 少しずつ歩く 歩くとどうしても注意が散漫になり、相手の飛びを見逃しがちになる。(お互いのキャラが同時に別々に動くので画面の見なきゃいけない箇所が予測不能なくらい変動するせいもある) 相手もそれを見越して(つまりこちらが前歩きしたのに反応して)飛び込んで来やすい。 慣れないうちは少しぎこちない戦い方になるが歩く距離を減らしてみよう。少し歩いて上を見る、少し歩いて上を見ると言った感じ。 昇龍拳などのコマンド入力を必要とする対空技を持つキャラは後ろに歩く場合も少しずつの方がいい。 後ろに入力が入った状態から対空技を入力して間に合わせるのはかなり難しい。 フェイントを使って意識的に飛ばせる そもそも対空も重要なダメージ源であり、飛ばして落とすというのがストリートファイターシリーズの主要な戦略でもあるのでフェイントを使って相手を飛ばせることを意識する。 近づいて技をさすフリをして隙の少ない弱技を出し、飛んできたところを落とす。または飛び道具を出すと見せかけて屈伸した後、弱技を出してフェイントするなど。 フェイントで使う技はしゃがみ弱Kがいい。しゃがみ弱Kを出して相手が飛んでいたらそのまましゃがみ入力で昇龍拳入力をし、Pボタンを押す。 対空必殺技がKボタンのキャラはしゃがみ弱Pでフェイントしよう。 通常技にキャンセル必殺技を仕込む 相手に動いたら当たるくらいの距離でキャンセル可能な通常技を出し、必殺技を入力しておく。 ヒットした場合、キャンセル必殺技が出てコンボになる。 とりあえずバックジャンプ、バックダッシュをしてみる 今作は地上戦がメインになるほど歩きが早くて通常技が強いというわけでもなく、かといって出し得必殺技が全員にあって互いにそれを応酬する、というわけでもない。 そのいろいろな性能や技の強さのバランスの結果、密着~近距離の間合いはとりあえずめくりジャンプ(または真上に落ちるジャンプ攻撃)をするのが強力な攻めとなっている。 またこの距離では前ダッシュ攻めも有効なため、両対応しづらい二つの攻撃にさらされることになる。 その対抗手段がバックジャンプとバックダッシュ。相手の攻撃を受けてある程度離れた時(しゃがみ強K先端が届くくらいの距離)や、五分状況でなんとなく手を出しづらいときなどにとりあえずバックジャンプやバックダッシュをしてみよう。 バックジャンプしたときに相手がめくりジャンプをしてきたら反応して空対空する。 ジャンプするのでダッシュからの攻め、当て投げなども自然と回避できる。 バックダッシュはバックジャンプより動作が短いので、その分すぐ攻撃に転じることが出来る。 今作は全体的に歩き速度が遅いため、バックジャンプに反応して距離を詰めようにも歩きの遅さから十分詰めきれず、無理に踏み込むと逆にリスクを負うというバランスになっている。 これらのせいでスト4などより逃げジャンプの比重が非常に高くなっている。 もちろんこちらからめくりにいくというのもいい。こちらが画面端のときは積極的にめくりを狙って位置の入れ替えをしよう。 受身を使う、使い分ける ダウンして地面に接触する瞬間にPPPを押すとその場受身、KKKを押すと後ろ受身が出せる。 すばやくダウン状態から復帰できるので相手の攻めが途切れやすい。 基本的に距離を離せるKKKの後ろ受身を使っていこう。 PPPのその場受身は相手が明らかに後ろ受身を読んで起き攻めしに来てるときに使う。 状況にあった連続技をとっさに出せるようにする 本作は相手の技の隙、ゲージ状況、間合い、画面位置によって最大ダメージを取れるコンボが変わってくる。 様々な状況にあった連続技を咄嗟に出せるようになるのは非常に大事。 どうしても実戦で出せない時の具体的な練習方法として様々な種類の連続技を個々に反復練習した後、仕上げに全ての連続技を通しでやってみるという方法がいい。 その際、練習のキモとなるのは一つの連続技を失敗してもその失敗した連続技の練習で立ち止まることなく、一通り全ての連続技をやってみること。 通しで練習した結果、全部失敗した、でもいい。一つ一つの連続技をいったん忘れて再び思い出すのがこの練習で重要なところ。 じっくり時間を使って攻め急がない 初心者ほど攻め急いで処理されるのでタイムオーバー勝ちも念頭に1ラウンド99秒間を戦おう。 相手がこのタイミングで必ず攻めてくるとわかっていれば簡単に対応できるし、リスクある防御技を出すときのリスクも少なくなる。じらすのも大事。 遠距離ではジャンプ攻撃の間合いを意識する(画面のズームに対応する) 対空のコツでも述べたが画面のズームが絡むとどうしても間合いを管理するのが難しくなる。 キャラクターの拡大縮小を見ててもそれで間合いを把握するのは到底無理なので必ず地面の模様を見るようにしよう。 簡単に言ってるが実は中級者以上の実力をもってしてもこのズームに対応した間合い管理をきっちりやるというのはかなり難しい。 初心者はまず、中距離戦で相手にジャンプが届く間合いを見ることから始めよう。一つ基点となるものを作ればそれを基準に他のものの間合いも把握しやすくなる。 地面の模様(=ズームにとらわれない相手との正確な距離)を見て相手のジャンプの届く距離を把握しておく。 地面に目星をつけておき、ズームアップ、ズームアウトで変動する間合いを模様に合わせてその目星も動かす。 当て投げ対策→当て投げをしてみる スト5というゲームがいまいちタイミングの把握がしづらいせいもあって当て投げの投げ抜けが非常にやりにくい。 対策としてまずこちらが当て投げをしてみよう。こちらから当て投げするときのタイミングを覚えることで投げ抜けタイミングも覚えるというもの。 全キャラはしなくていいが歩き速度が似ているキャラの中で一人を選んでそのキャラの弱、中攻撃からの当て投げを全部やってみる。 しゃがみ弱Pから直投げ、しゃがみ弱P二発からの歩き投げ、しゃがみ弱P→立ち中Pからの歩き投げ、しゃがみ中K先端からの歩き投げなど様々なパターンを一通りやってみよう。 タイミングに加えて投げる側の心理状態などもわかるはず。あとは実戦で投げる側の気持ちになってそれより遅いタイミングで投げ抜け入力をしよう。 トレーニングモードでダミーキャラをレコード設定にして複数の当て投げパターンをレコード、複数ONにしてランダムで当て投げさせると実戦的な練習になる。 ぎりぎり反応できる歩き投げの距離というのを特に意識して練習し、覚えておこう。その間合いをめぐる駆け引きであることを理解して対戦しよう。 慣れないうちはその読み合いを理解できずに一方的にやられてつまらないがそこを理解しておけば対戦も楽しくなる。 ダメージの高い選択肢から順に狙っていく/対処する 格闘ゲームの基本的な読み合いとしてダメージの高い選択肢から順に狙っていく、対処していくというセオリーがある。 リュウ戦で言うならこの状況は他は喰らってもいいから昇龍CAだけは防ごう、といった感じ。 二番目にダメージの高い技を喰らってもむしろ一番目とのダメージの差の分だけ得をしたと考えよう。もちろんダメージを受けること自体を回避できればそれに超したことはない。 結果として総ダメージが10~20違うだけでもラウンド中、何度かある読み合いを繰り返していくとそれが差となって積み重なってくる。 使うボタンを間合い別に意識して絞る+指の位置を変える 状況や間合いに応じてここはこのボタンとこのボタンを使う、といった感じに使うボタンを意識しよう。 意識するだけでなく手の構え方も押しやすいような構え方にしておこう。 対戦する前にあらかじめ考え、整理しておく。 例えば、この間合いでは飛び道具が来たらVスキル(中P+中K)、前ジャンプがきたら対空(屈強P)しよう、という時は中P+中Kと強Pを意識して手元もそれがすぐ押せるように構える。 少し離れたところからのダッシュ投げを投げ抜けするときは、ちゃんと事前に弱P+弱Kを同時押しできる構えにしておこう。 これを怠っていると反応は間に合ってるつもりでも入力は遅れてるといったことが起こりやすい。 対空技を出すコツでも述べたがズームがあるため間合いが把握しづらい。 地面の模様をよく見てそこに目印をつける感じで各間合い別の使用ボタンを割り振っておこう。 波動拳(タマ)の撃ち方 基本的に近距離と遠距離で撃つ、中距離はあまり撃たない。 近距離ではダッシュや通常技差込みとの併用、遠距離ではジャンプ攻撃の届かない距離を保ちながら(下がりながら)撃つ。 中距離(ジャンプ攻撃は届くが通常技は届かない距離)はフェイントもしくは近距離や遠距離への移行を目的とする姿勢を相手に見せることを第一に行う。相手にこの間合いではあまり撃ってこないと思わせてから数を撃っていこう。 特設ページ「波動拳(タマ)の撃ち方 」 キャラごとの初見殺しネタを覚えて意識する ネット対戦はアーケードや家での対戦と違って一試合ごとに対戦相手が変わる。非常に残念なことだが読み合いをするよりもネタ殺しを多用するほうが勝率が安定するということが多い。 初見殺しなネタはメモに取るなどして試合前に必ずチェックするようにしよう。 EXゲージの戦略 EXゲージの価値は体力ゲージに換算すると一本あたり体力ゲージの一割くらいに相当する。 EXゲージを無駄に使わせるという戦略を取り入れていこう。 クラッシュカウンター追撃コンボのコツ ヒット確認のコツと基本的には一緒だが、コンボが繋がる(キャンセルができる、前ダッシュ通常技が間に合う)ぎりぎりのタイミングを体で覚えることから始めよう。こうすることでクラッシュカウンターしたかどうかの判断~操作までに少し心の余裕ができる。 具体的にはトレーニングモードで相手を常にカウンターヒットするようにし、クラッシュカウンター用コンボをぎりぎり間に合うタイミングで繋げる練習をする。 最終的に半々の成功率になるようなタイミングを頭で意識できるようになるまでそれを続ける。 クラッシュカウンター技>(クラッシュカウンター)>ダッシュ>通常技というコンボならぎりぎり繋がる(ぎりぎり繋がらない)ダッシュのタイミングを調べて体で覚える。 クラッシュカウンター技>(クラッシュカウンター)>キャンセルVトリガー>通常技というコンボならぎりぎりキャンセルできる(ぎりぎりキャンセルでない)Vトリガーのタイミングを調べて体で覚える。 「このタイミングだと繋がらない」をしっかり意識するのが大事。
https://w.atwiki.jp/hotopopo/pages/37.html
ここでは、おおまかなwifi対戦のコツを紹介しています。 「wifi対戦で全然勝てない><」という方は参考にしてみてください。 1、wifi対戦では、モンスターがやられても、デルゲートから復活します! 相手にデルゲートを踏まれると復活できなくなります。 ガーディアンは復活しません。 デルゲートは踏まれないようにしたい所ですが、時にはあきらめることも重要です。 2、wifi対戦では、キャスター合わせて3部隊しか出撃できません! ガーディアン1・モンスター1か、モンスターのみ編成がおすすめ。 ガーディアンのみ編成は、マナゲートを占領できない兄の間ではありですが、 その他のマップではマナゲートが占領できなくなるため、厳しいです。 3、マップを見ながらのんびり戦略を考える、などしていては負けてしまいます! 相手は人なので、エピソードモードみたいに待ち構えているわけではありません。 戦略を考えながらも、素早く行動するこどが大切です。 対戦が始まる前に、おおまかな戦略を考えておくといいでしょう。 4、マナゲートは非常に重要です。 積極的に取りにいきましょう! 使える魔法が増えると、攻略の幅が大きく広がります。 相手のマナゲートを奪えば、相手の攻略の幅を減らすこともできます。 回復性能も優秀なので、できるだけ多く取りたい所です。 5、キャスターを突っ込ませすぎないように注意しよう! 特に、相手キャスターと相手の仲間が一緒にいる場所はとても危険! 近づきたい場合は、壁魔法や状態異常魔法などで、しっかり対策してからいこう! 6、相手の部隊を全て倒すのは、あくまで1つの作戦! 相手キャスターを倒せば勝ちです。 全ての部隊を無理に倒す必要はありません。 相手キャスターに隙がみえたら、積極的に倒しにいってみましょう! 7、対戦マップの特徴を覚えよう! 11種類のマップがあり、それぞれ特徴があります! マップに合わせて、出撃させる部隊や戦略を変えてましょう。 8、壁魔法をうまくつかおう。 相手の進路をふうじたり、相手の攻撃を防いだりと、非常に重要です。 壁の魔法は、土1⇒〇1でできます。 9、状態異常魔法をうまくつかおう! 相手の行動を制限できる状態異常魔法は、wifi対戦では特に重要です。 状態異常の魔法は、主に水2から始まるダブルーンでできます。 10、初心者おすすめ部隊&魔法! ◎ガーディアン 攻撃力と拘束力がすごい ⇒ ソーティ 足が速くて攻撃力もある ⇒ エルロン 遠距離攻撃タイプで攻撃力が高い ⇒ サミュエル その他、詳しくはこちらガーディアン ◎モンスター 足が非常に速くて攻撃力もあり扱いやすい ⇒ ラブリン ステータスのバランスが良い ⇒ ハイドロトゥース 攻撃力が非常に高い ⇒ ギガンティス・ブラックイル・ブラックメナス 占領効率が非常に良い ⇒ ハコイヌ・パコイヌ・ハイドロライダー その他、詳しくはこちらモンスターについて 魔法については、☆初心者おすすめ魔法☆を見てください。
https://w.atwiki.jp/yakuwaririron66/pages/2.html
このサイトのメイン要素の一つは、初心者の方にも分かりやすくポケモン対戦の本質を理解してもらうことにあります。 そのため、役割理論やそれに関する用語などを全く知らない人であっても参考になるようなサイトを目指すつもりです。 ただし、最低限ポケモンのステータスに関する知識だけはつけておいてください。 具体的には努力値、個体値、種族値などと呼ばれているものです。 また、個々のポケモンの種族値、覚える技や道具の効果はなるべく暗記していることが望ましいです。 ポケモンの能力の決まり方 種族値、覚える技データ一覧 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/amateur_aoc/pages/16.html
初心者道場へようこそ! マルチプレイで戦って負けてしまったけど、原因がわからない!そんなあなたのための道場です。 はじめに このゲームは、いろいろなユニットを作って戦うためのゲームだと思っていますよね? 確かにそのとおりなのですが・・・。 結局強い人がなぜ強いのかを突き進めていくと、 いかに動作を速くするか いかに知識があるか これだけに尽きるのです。 これらができるレベルまでに達してようやく、自分のセンスなどが試される。そんなゲームです。 内政編 町の人をさくさく作ろう!
https://w.atwiki.jp/bw2pokekousatsu/pages/98.html
対戦初心者に向けてのことば はじめに まずはこのWikiに興味を持って下さってありがとうございます。 そしてこのページを見てくれてありがとうございます。 このWikiを見にきたというのは、少しでも対戦に強くなりたいと思ってのことだと思います。 ただし、「対戦に強くなる」というのは、必ずしも「ポケモンをより楽しめるようになる」ということではありません。 あらゆるゲームの対人対戦において、「強くなる」ということは「ゲームの中身を知る」ということをしないといけません。 ですが、ポケモンの世界を純粋に愛する人の中には、「ポケモンはあくまでゲームなんだ、数字の塊なんだ」という事を あまり口酸っぱく言われたくない方も少なからずいると思います。 なので、「ゲーム」としてのポケモンの「好き」の源泉が「ストーリー、世界観」を元としている方、 そういった方はなるべく、ここでWikiをみるのをやめてしまうべきだと、個人的には思います。 でも、「ポケモンの世界観を楽しめなくなっても、自分はゲームで勝ちたいんだ」という人は、 どうぞここにかぎらず、様々な対戦考察の文章、動画、あんまりないと思うけど漫画などをご覧になって下さい。 管理人・雨月 …一応止めましたからね。脅しではなく、ほんとに「対戦の要素知っちゃったらなんかポケモンするのつまらなくなった」って人はいますからね。 おしながき なお以下の内容は、管理人が『ポケモン最強考察』という本を書く上で作ったメモ書きとか、 採用された文章にちょっと加筆したりしたものです。 タイプ相性、覚えていますか ポケモンの17種類のタイプについて、ちょっと込み入った話。 対戦用の「わざ」のおぼえさせかた おおきく差がつくポイント 手ぶらはダメよ ポケモンに持たせる「どうぐ」について ポケモン交代をうまく使う 「かちぬき」の性質を理解する ルールの違いを覚える ダブルバトルって、したことありませんか? ポケモンのおおまかな強さを決めるみっつの値、種族値・個体値・努力値 ここが対戦がつまんないか面白いかの分かれ目。 厳選をしてみよう 時間のない人にはきびしい。 めざめるパワー もしかしたら一番重要なわざ? 一人で2本(以上)のソフトを買う意味 よくこんな頭のおかしいことしますよね 努力値と個体値をもう少し詳しく いわゆる「耐久調整」 海外版のポケモンのソフトを買おう よくこんな頭のおかしいことしますよね・2 乱数調整 よくこんな頭のおかしいことしますよね・3
https://w.atwiki.jp/streetfighter5/pages/129.html
【第1回】ストV超初心者講座「キャラクターを選ぼう!」【ルーキーさんいらっしゃい!第1回】 公式Capcom Fighters JPの番組、ルーキーさんいらっしゃい!内のコーナーを再編集して見やすくしたもの。全7回。 ボイロでスト5講座(廿楽芽衣さんの再生リスト) 【スト5/ストV】ゼロから始める初心者講座00【VOICEROID】(第ゼロ回) ボイスロイド、琴葉茜と東北きりたんによる初心者講座。全10回+α
https://w.atwiki.jp/regionn/
初心者の初心者による初心者のためのギルド それが ?初心者協会? 雑魚でもたくさん集まり時間が経つと最強になるってことを証明してやりましょう。 ※このwiki、「初心者の塔」は、ブラウザゲーム「レジオン-創世伝説-」に存在するギルド、?初心者協会?のギルドサイトです。ギルメン以外の方の編集を禁止します。 最新情報 8月1日:生存確認終了しました。 7月1日:生存確認開始しました。期限は7月31日までです。 3月12日:ギルドランクUPしました。 3月01日:生存確認終了しました。 2月20日:生存確認20日経ちました。後10日です。 2月10日:ギルド「アイヴァル」と不可侵協定を結びました。 2月8日:歌麿により?初心者協会?チャット設立 2月7日:FBIさんにより?初心者協会?掲示板設立 2月7日:FBIさんにより初心者の塔設立 内部情報 ◆ギルドマナー◆ イン時にギルドチャットで挨拶しましょう。 独断で敵対ギルド宣言することは禁止します。 執拗なPKはや禁止します。 執拗な攻城は禁止します。(放置相手を除く) ゲームを辞める際は、自主退会お願いします。(メンバー上限があるので) ◆注意事項◆ ギルマスの許可なしに世界の資源地 募集所を侵攻禁止。 友好、不可侵ギルドはもとより、Destruction、片翼の天使の両ギルド所有の資源地 募集所を侵攻禁止。 金貨目的で攻城してくる人がいるため、金貨の貯めすぎには注意してください。 ◆メンバー権限◆ サブマス:1~2人 エルダー:10~15人 昇格条件 Lv、信仰、城数、聖職、名声、イン率、チャット使用度の総合で判断します。 ◆生存確認◆ メンバー上限があるので、定期的に生存確認を行わせていただきます。 ※確認期間は、一ヶ月です。 ◆世界の募集所、資源地◆ 募集所(世界マップ上に存在する中立兵を雇えるダンジョンです) ミラージュウィザード募集場24 ミラージュウィザード募集場71(※3) ミラージュウィザード募集場67(※3) ファントムアーチャー募集所23 ファントムアーチャー募集所24 ファントムアーチャー募集所61 盗賊の洞窟 場所 盗賊のアジト4-2(盗賊の募兵ができます。) 資源地 金鉱70 金鉱23 金鉱9 宝石4 宝石65 ※1 上記の募集所、資源地はギルメン入手可能となっています。所有者に感謝w ※2 資源地 募集地に関する質問がある方はギルマスorサブマスまでどうぞ ※3 ミラ募集地71の募集倍率低下のため募集地67と71両方ともに軍団長を置くことを禁止します。 ◆友好ギルド◆ テンプル騎士団様 幻影旅団様 クロネコメンバーズ様 詳細 ①了承得ずにギルド戦争布告禁止 ②世界の資源地、募集所侵攻禁止 ③PK禁止 ④主城、副城の攻城禁止 ⑤ギルド戦争時、援助メールを送った時のみ戦闘可能な人だけ援助 (ただし友好ギルド不可侵ギルドとの戦争時は除く) ◆不可侵ギルド◆ 時の炎様(条件②を除く) 10代しゃべり場様 アイヴァル様 詳細 ①執拗なギルド戦争布告禁止 ②世界の資源地、募集所侵攻禁止 ③PK禁止 ④主城、副城の攻城禁止 ◆敵対ギルド◆ 詳細 ① ② ③
https://w.atwiki.jp/jinro-info/pages/85.html
関連用語 初心者騙り 用語集へ